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春のお庭手入れ

  • 執筆者の写真: 怜 山口
    怜 山口
  • 5 日前
  • 読了時間: 4分

4月になりましたね。やっと長い冬を乗り越えたという感じがします。

僕は月末に下の親知らずを抜くことが決まりました。なんとなくわかっていたけれど。

これで今年の連休は大人しく過ごせそうです。


さて春のお庭手入れです。

自宅の庭もちらちら緑が見えてきました。


先月の終わりからお客様からのご連絡が増えてきています。

新規のお客様、リピーターのお客様。地域も様々で嬉しい限りです。


今日はまず針葉樹の手入れについて少し書こうかなと思います。

本州では年中手入れできるマツ類も、北海道では時期が限られてきます。

落とす枝の量にもよりますが、暑すぎてもダメ寒すぎてもダメ。

けれどもこの4、5月は割としっかりと手を入れられる時期かなと思います。


お客様からのご要望で一番多いのが

「もっと高さを抑えて小さく、スッキリさせてほしい」です。

そしてこのご要望が一番多い樹種がマツ・ヒバ類、コニファーですね。

植えたときは背丈くらいだったのに、いつの間にかこんなに大きくなってというお声も多いです。


基本的に木を生かしながら小さくする場合は脇芽や葉のあるところでしか鋏を入れられません。葉のないところでブツ切りにしてしまうと病気が入って腐れたり、小枝がたくさん出ます。

スッキリ小さくしたいはずが更に鬱蒼としたり、木が枯れてしまったら元も子もないですよね。


長年触られていない木は手入れがしやすく、お客様の求める形に近づけやすいです。

例えばこんなコニファー。4m程で少し葉が茂っていますがこれまで手付かずです。

「少し混み合っていて、中に枯葉が詰まっている」というお客様のお声。

手入れ前
手入れ前
手入れ後
手入れ後

樹形を損なわずに高さを抑え、奥の風景がうっすら見える程度に透かします。

こうすることで風がぬけて蒸れや枯れ葉が溜まることを防ぎ、日光を入りやすくすることで新芽の発芽を促します。

そしてこの新芽を成長させ、頃合いをみて手入れすることでまた枝葉が伸びたとしても準備していた新芽のところまで切り戻せるわけです。

いつでもコニファーらしい樹形を楽しめます。


因みに1年たった姿がこちら。

1年後
1年後

茂りやすいコニファーですが、柔らかく手入れすることで樹勢を抑えています。

この年のコニファーの剪定はお客様とも話し合い見送ることができたので、コスト的にも抑えられます。


長年刈り込まれたコニファー
長年刈り込まれたコニファー

一方こちらは別のコニファー。

これまでシルバー人材センターなど格安サービスで手入れをお願いしていたお客様。

長年刈り込みのみの手入れだったようで、枝を掻き分けるとこんな感じ。

脇芽や新芽のない枝
脇芽や新芽のない枝

切り取ってみるとこのように、先端のみにかろうじて葉がついていて、中の方には何もありません。これでは小さくしたい、透かしたい、三角形にしたいというご要望があっても難しくなります。

表面だけの刈込を続けると、中の芽は光を受けず「この枝葉は要らないから落とそう」と木自体が判断して枯落とします。

木は日光を求めて上へ伸びていくので、どんどん大きくなって、中には枯葉が溜まり虫の糞や死骸が溜まり、病気を招きやすくなります。

枯葉が溜まったゴヨウマツ
枯葉が溜まったゴヨウマツ
鋏を入れながら枯葉も落としていく
鋏を入れながら枯葉も落としていく

その他にトウヒ、エゾマツなどの本来2,30mにも成長する樹種でもこまめな手入れで高さを一定に保ちながら管理していくことができます。

手入れ前のアカエゾマツ列植
手入れ前のアカエゾマツ列植
手入れ後のアカエゾマツ列植
手入れ後のアカエゾマツ列植

季節、樹種に合った手入れを施すことで、実はお庭にかけるコストが抑えられたり

何よりその木その木と長く健やかに付き合っていくことができます。

無理な手入れは結果的に木を痛め、お客様の暮らしにマイナスな要素を運び込んでしまうかもしれません。


長くなりましたがこれからの時期、もしお庭に上記のような木がありましたらいつでも怜佳園へご相談ください。

心を込めて手入れ致します。


次回は何を書こうかな。

 
 
 

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